皆さまはじめましてリフォーム計画始動(1)
当サイトでは昭和10年にたてられた民家に住む家族の、リフォームか建替えか、悩み悩み、お家をリフォームしていくまでの体験を綴っていくサイトです。
昭和10年 西暦にすると1935年となります。
築80年を迎えるにあたり、家の改良を検討しています。
家の事に関して、全くの素人です。
住宅ローンに関しても全くの素人です。
そんな家族が勉強し綴っていきます。
宜しくお願いします。
このサイトは
当サイトは古民家に住む家族が、リフォームか建替えかを検討し、築80年近くの民家を、改良していく現在進行形のサイトです。
まだまだ未記述のページが多いのですが、このページの完成時=目的達成を目指して進めていきます。
古民家の良さ
1)現在の家とこんなに違う古民家の味
とりあえず現在はリフォームをする話で進んでいるのですが、今一度築80年の歴史ある?家が、今の家と違う所を確認していきたいと思います。
やっぱり何を隠そう!お家の基礎です。
大きな石を基礎する玉石基礎と呼ばれる何とも大胆な基礎です。
今ではコンクリートを使った基礎が法律で定められておりますが、1つ1つ形の違う基礎の上に柱を置き、梁で家を組み立てていく工法は、まさに職人さんの力量が問われる工法でした。
地震が来た時に、石の上の柱が動くことで、地震のちからを逃がすと言う迫力あるやり方でもあります。
耐震診断(コンクリート基礎向け)を受けると、低い値になってしまいますが、新築そっくりさんも、ひどい状態になっていない限り基本的には触らないとの事です。
写真を見る限り、手直し出来るのならして欲しい感じです。
ふすまのレールとも言うのですかね。
上側のレールを鴨居と言うそうですが、本来は鴨居と長押と組み合わせて作るのですが、古民家は鴨居がとっても大きいのです。
こんな立派な鴨居もぜひ使いたいですね。と大工さんもおっしゃっていました。
2階の天井部分です。
古民家の2階は基本的に物置として使うことを想定していたそうで、家の中央部分が高く、窓側が背が低いのが特上です。
リフォームではこの天井を少しだけ高くしてもらうようにお願いしてみました。
そして、筋交いもこんな風に横に飛び出ていたりします。
こんなに住まいのことを考えていない、2階部分を住めるようにしよう!と言うのが、我が家のリフォーム計画なのですが、まず2階の天井を高くするために、天井をめくり、瓦も総入れ替えを考えています。
古民家の瓦には、土をつかって固定してあるため、結構な重量の負担がかかっているそうです。
この土をなくし、瓦を入れ替えるだけでも、耐震面がよくなるとの事だそうです。
こんなに味のある古民家、昔の技法には良い面もありますが、やっぱり怖い面もあります。